Xnest とは†
準備と使い方†
- xauth コマンドで、 X サーバの接続が許可されているかどうかを確認する
$ xauth list
novak/unix:0 MIT-MAGIC-COOKIE-1 9e158c9ed14f88a3c94aec4eb6682262
- ディスプレイ番号 1 に対して許可されていなければ、許可を与える
$ xauth add :1 MIT-MAGIC-COOKIE-1 9e158c9ed14f88a3c94aec4eb6682262
- Xnest を、ディスプレイ番号1 を指定して起動する。
$ Xnest :1 &
→これで、ただの真っ暗なデスクトップ画面が起動する。この状態では Window Manager は何も起動していない。
- ディスプレイ番号1 で Window Manager を起動する。
$ DISPLAY=:1 wmaker &
上記では、 WindowMaker を起動する。
解像度の設定†
リモートホストのデスクトップを丸ごと使う場合 (ssh + Xnest)†
- ssh 接続による X11 Forwarding の手順に従って ssh 接続まで行う。
- /etc/ssh/sshd_config の X11DisplayOffset の値が 10 で、且つ remote にとって最初の接続であれば、上でssh接続した shell の環境変数 DISPLAY は :10 となっているはず(以下その前提)。
- ssh 接続したシェルから、DISPLAY=:10 と読み替えた上で #start-Xnest の手順を実行する。
参考リンク†
Last-modified: 2019-06-09 (日) 16:59:05