tmpfs†
- tmpfs とは、メモリ上に作成することの出来るファイルシステムの一種。
- メモリ上に作成されるため、マシンの電源を落としたり再起動すると、書き込んだファイルが消失する。
- ramdisk とは異なり、ブロックデバイスではない
- メモリを使用するため、読み書き時にディスク I/O が発生しない
使い方†
手動による作成・削除†
- 作成
# mount -t tmpfs -o size=<max-size> tmpfs <mount-point>
- <max-size>: サイズ上限を設定する。数字に m を付けると MB, g を付けると GB として扱う。
- <mount-point>: tmpfs を mount する場所を指定する。
- 削除
# umount <mount-point>
/etc/fstab に記載して起動時に自動マウント・アンマウントする†
- /etc/fstab に以下のように記載する
tmpfs <マウントポイント> tmpfs defaults,size=<サイズ> 0 0
- /tmp を 512MB の tmpfs に置き換える例
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=512m 0 0
Last-modified: 2022-06-14 (火) 08:54:51