Debian/ver13 の履歴(No.4)

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• Debian/ver13 へ行く。
  • 1 (2025-09-09 (火) 00:25:31)
  • 2 (2025-09-10 (水) 23:41:16)
  • 3 (2025-09-23 (火) 12:49:28)
  • 4 (2025-10-29 (水) 15:09:17)

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Debian ver13(trixie)固有の情報のページ

目次†

システム構成時の注意点†

• /boot には最低でも 768 MB 用意し、約 300 MB の空きを確保する必要がある。
  • https://www.debian.org/releases/stable/release-notes/issues.ja.html#ensure-boot-has-enough-free-space

UEFI Boot 対応ノートPC へのインストール†

UEFI Boot の設定†

• この辺は多分 debian10 から変わっていないので、そのまま転記。
• インストーラを外部 DVD / CD ドライブから起動する為には、UEFI の設定を工場出荷時設定から変更する必要がある。
• Windows プリインストールマシンの場合、工場出荷時設定の状態だと、BIOS 搭載機のように「電源投入時にF7キー（BIOSによってどのキーかは異なる）を押せばBIOS設定画面が立ち上がる」というわけには行かない。その場合は、以下の手順で立ち上げる：
  1. Windows の「スタートメニュー」→「設定」→「更新とセキュリティ」を選択。
  2. 「回復」を選択し、「今すぐ再起動する」を実行。
  3. 再起動時にオプションメニューが表示されるので、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェア設定」→「再起動」を選択。
  4. "* Setup utility" 画面が起動する。
• UEFI Boot は OFF にする。
• インストーラの起動に使用するドライブ（外付けDVDなど）が Boot の対象になっていなければ、対象となるように変更する。

Net†

wifi†

• wifi の F/W は、12からはインストーラには含まれるようになった。

backports†

• 公式の backports が利用出来る。
• 情報
  • Debian JP Project - その他のリリース情報
  • Instructions
• /etc/apt/sources.list.d/debian-backports.sources （このように複数行で書くフォーマットに変わっている）

  Types: deb deb-src
  URIs: http://deb.debian.org/debian
  Suites: trixie-backports
  Components: main
  Enabled: yes
  Signed-By: /usr/share/keyrings/debian-archive-keyring.gpg

X11†

Desktop†

• default のデスクトップ環境は MATE

日本語入力†

• default の入力環境は、 ibus-mozc
• 多言語入力の都合で、ibus-mozc 環境に乗り換える

日本語入力 mozc†

• mozc の「文字パレット」と「手書き入力」がなくなったまま。(T_T)

virtual keyboard†

• debian10 にあった florence はパッケージがなくなった為、使用不可。
• その代用としては、Onboard が比較的同等に使える。

font†

• 等幅フォントには Migu を使用する
• Miguフォント : M+とIPAの合成フォント

スキャナと GIMP†

• GIMP からスキャナを立ち上げる方法が不明（少なくとも Debian12 以前の方法は使えない模様）

Windows 等他の OS とのデュアルブート†

iwlwifi†

• debian11 までは別途 firmware を取得＆インストールする必要があったが、debian12 からはインストーラに含まれるようになった。

locate → plocate†

• ファイル名の部分一致で検索する locate コマンドは、 locate 及びその代替とされていた slocate のパッケージが廃止され、なくなった。
• その代わりに、plocate パッケージが用意されている。
• plocate はインストール後に管理者権限で

  # updatedb

  を実行する必要があることと、その後は一般ユーザー権限で

  $ locate <検索キーワード>

  でファイル検索出来ることは、従来の locate 同様になっている。

ThinkPad E14 Gen7 へのインストール†

インストール時に起きる問題†

• 特になし。GPU, Audio, Touch display 周りも正常に動作する。

デバイス†

• Display
  • Intel Arc Graphics 130V / 140V
• Audio

• Wifi
  • Intel Corporation BE201 320MHz

memo: ファイルシステム構成†

$ df -h
ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
udev              16G     0   16G    0% /dev
tmpfs            3.1G  2.1M  3.1G    1% /run
/dev/nvme0n1p2   112G   19G   94G   17% /
tmpfs             16G  5.2M   16G    1% /dev/shm
efivarfs         308K  143K  161K   48% /sys/firmware/efi/efivars
tmpfs            5.0M  8.0K  5.0M    1% /run/lock
tmpfs            1.0M     0  1.0M    0% /run/credentials/systemd-journald.service
tmpfs             16G   21M   16G    1% /tmp
/dev/nvme0n1p4   1.1T  106G 1012G   10% /home
/dev/nvme0n1p1   285M  8.8M  276M    4% /boot/efi
tmpfs            1.0M     0  1.0M    0% /run/credentials/getty@tty6.service
tmpfs            3.1G  5.6M  3.1G    1% /run/user/1000
tmpfs            1.0M     0  1.0M    0% /run/credentials/getty@tty1.service
tmpfs            3.1G  212K  3.1G    1% /run/user/0

音声が出なくなったとき†

pulseaudio の設定をリセットして再起動する†

1. pulseaudio を停止する

   $ pulseaudio -k

2. サウンドサービスの設定をリセットする
   1. pulseaudio のローカルの設定ファイル群を削除する

      $ rm -r ~/.config/pulse

      • 削除した設定ファイルは、次回 pulseaudio の起動時に再度生成される
3. pulseaudio を起動する

   $ pulseaudio --start

pavucontrolで詳細設定を確認する†

$ sudo apt install pavucontrol
$ pavucontrol

参考リンク†

• Ubuntuで音が出ないときの完全対処法｜初心者でもできる設定・ドライバー・トラブル解決ガイド - オープンソースの力を活用する方法～Ubuntuの世界へようこそ～
• Advanced Linux Sound Architecture/トラブルシューティング
• WM×LI: 【ALSA】 Linuxで音が出ないときの設定