Lang/C++/C++11/コンテナ/string の履歴(No.3)

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• Lang/C++/C++11/コンテナ/string へ行く。
  • 1 (2016-04-10 (日) 23:57:36)
  • 2 (2016-04-11 (月) 00:49:36)
  • 3 (2019-06-10 (月) 01:59:05)

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c++11 相当の文字列型全般

目次†

コンストラクタ†

比較†

• 2つの string 変数同士の比較には、以下の演算子が使用出来る

  == != < > <= >= 

• 大小比較については文字コード順に行われる。

連結†

• 文字列同士の連結には + 演算子を使用する

文字列長の取得†

• 以下の2つの関数がある。これらに挙動の差異はない。
  • size_type std::basic_string::length()
  • size_type std::basic_string::size()

文字列を空にする†

• void std::basic_string::clear()

empty(): 空文字かどうかを判定する†

• bool std::base_string::empty()

文字列ポインタを取得する†

• std::basic_string::c_str()
  • 末尾の NULL 文字を含めた文字列を返す。
• std::basic_string::data()
  • C++11になる前までは、末尾のNULL文字を含めない仕様になっていた。
• c_str(), data() とも、文字列オブジェクトの内容が変化した時には無効になる

iterator による操作†

• 1文字ごとに操作
• 順方向　： begin(), end()
  • 返されるiterator が const になるか否かは、オブジェクトの状態によって異なる。
• 逆順方向： rbegin(), rend()
• const_iterator：cbegin(), cend()
  • オブジェクトの状態に関係なく const_iterator を返す

部分文字列の取得†

• 書式：

  basic_str::substr( size_type pos = 0, size_type n = npos ) const;

  • pos: 取得したい部分の先頭 index
  • n : 取得する長さ

• pos > size() の場合、std::out_of_range 例外が送出される

数値 ←→文字列変換†

• 数値→文字列
• 文字列→数値

文字列検索†

文字列検索し、最初に見つかった位置を取得する†

• 書式：

  size_type find( const basic_string& str, size_type pos = 0 ) const noexcept;
    str: 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type find( const CharT* s, size_type pos, size_type n ) const;
    s  : 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type find( const CharT* s, size_type pos = 0 ) const noexcept;
    s  : 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type find( CharT c, size_type pos = 0 ) const noexcept;
    c  : 検索文字
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ

文字列検索し、最後に見つかった位置を取得する†

• 書式：

  size_type rfind( const basic_string& str, size_type pos = npos ) const noexcept;
    str: 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type rfind( const CharT* s, size_type pos, size_type n ) const;
    s  : 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type rfind( const CharT* s, size_type pos = npos ) const;
    s  : 検索文字列
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ
  
  size_type rfind( CharT c, size_type pos = npos ) const noexcept;
    c  : 検索文字
    pos: 検索開始位置
    n  : 検索する文字列の長さ

• rfind() の pos は、検索範囲のうち最も大きな index を指定する

文字群の中から最初に見つかった index を取得する†

• 書式：

文字群の中から最後に見つかった index を取得する†

• 書式：

std::wstring†

• wchar_t 型文字列
• 文字コードの規定はないが、wchat_t が2バイトの環境では UTF-16 の文字列として使われてきた。

std::u16string†

• char16_t 型文字列
• 文字コードは UTF-16
• see also: std::string, std::wstring

std::u32string†

• char32_t 型文字列
• 文字コードは UTF-32
• see also: std::string, std::wstring